【内装屋ってなに?その1】驚くほど細かい現場業界の分業化

僕が主な仕事として現在携わっている「内装屋」についてご紹介。
今回はやんわり内装屋の定義について。
次回から内装屋の仕事内容をちょっとずつ深入りしていきます✍️




結論見たい人は太字を追ってください!

気が向いたら暇な時に本文読んでくれたら嬉しいです👍

内装ってなに?

まずここから分からないって方は非常に多いでしょう。
一般的に、内装というとインテリアデザインに聞こえますよね。だから壁紙を貼る人(クロス屋さん)あたりがザ・内装って認識でしょうか?違ってたらすみません。

例として、マンションのひと部屋が出来上がるまでに必要な職種を挙げてみます。

どこかの職人さん、抜けてたらすみません。



・風呂屋(お風呂を取り付ける人)
・キッチン屋(キッチンを取り付ける人)
・電気屋(配線や、スイッチ・電気設備等を整備する人)
・配管屋(水やガスやパイプ類を整備する人)

・下地屋(壁の基礎・骨組みを作る人)
・ボード屋(骨組みに壁となる板を貼る人)
・クロス屋(壁に壁紙を貼る人)
・フロア屋(フローリング材を床に貼る人)
・置き床屋(フローリングの基礎となる板を床に敷く人)
・大工、家具屋(部屋のドアや等、木材で出来たものの取り付け、つまり木工事をする人)


一部屋でざっくりと挙げましたが、じゃあマンション本体は?よく見かける足場は誰が?敷地の整備は?エレベーターは?などなど

皆さんが住んでいる物件の何から何まで出来上がりにはとんでもなく複数の業種が絡み合っております。



建築・建設業って、正直パッと全部は思いつかないくらいの職種の数で成り立っているのです。

それぞれの仕事に特化した作業員なので、"職人"と呼ばれているわけです。


はい、じゃあ「内装」は上のリストのどこに載っているの?って話なんですけれども、

とても広義的、一般的にいえば、

下地屋〜家具屋まで内装に含みます。


それぞれの職種の職人さんを集めている会社が本来は「内装屋」と呼ばれます。


しかしここで超、面倒な話なんですが、

現場の職人からしたら「内装屋=下地・ボード屋」だったりもする。

首都圏の相場はわかんないので何ともいえませんが、少なくとも僕の住んでいる宮城県や東北ではそう言った認識で間違いないと思います。

結論。

「上にたくさん書いてある職種の、下地屋〜家具屋くらいまでをアバウトに"内装屋"と呼び、本職の人たちは下地屋・ボード屋を"内装屋"と呼ぶ」といった雰囲気です。


つまり僕は下地屋とボード屋の仕事をしているのでした💪

雰囲気ってなんだよ、、、って思われても仕方ないんですが地域や人によって「自分は〜から〜までやる〜屋です。」と言うことなすこと違いがあったりする。

なので自分は職人間コミュニケーションの際は、どの工程に携わっているか、何をどう作業するのか聞きます。工作好きとか機械好きな僕にとって知識欲をくすぐられるような要素がたくさんありますし、現場に出ている身として、まだまだ知らない職種の仕事を見聞きすることで現場内での視野が広がったりと面白いのです。

そんなこんなで、僕(職人)の言う内装屋とは下地屋ボード屋を指してまして、
次回はもう少し折りいった仕事内容の紹介をさせていただこうと思います。

下地はこんなかんじ↓
ボードはこんな感じ↓
なんじゃこりゃ。これを頑張って噛み砕いて説明できるように鍛錬します。

以上 お読み頂きありがとうございました。




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