初志貫徹
響きが良くて好きな言葉だ。
仕事や趣味に臨んでいると、
「本気でやるならコレ一本で生きる覚悟ー。」
「最初は苦しいけど長くやっていくことがー。」
分かってるんだけど、
刻一刻と近づく寿命があって、
生きてれば衣食住があって出会いがあって、
それを蔑ろにしたり後回しにする事が成功の美学なんでしょうか。
そりゃあ積み重ねって大切だと思うけれども、その過程を楽しめていない半生?だか知らねえけどそういう時間って必要かね。
10〜20年苦しんで歳食って遊べるようになったことを誇る人って大して中身ないよ。苦労してらのはわかるけど。
「俺は〜を捨てて頑張った。」
なんて台詞をカッコいいとも思わない。
2〜3足のワラジを履いて頑張りたい、楽しく。
木の幹をイメージしてみてください。
でっけー主幹があって、枝分かれして、葉っぱが生えて。
主幹は人生のメインの仕事。
そこから生える太めの枝は、サブの仕事。
そこから生えてる葉や花はその成果。
死ぬまで、増やした枝を枯らさないように巡らせ続ける事が「初志貫徹」だと思う。
ぶっとい主幹(ブナの木)とかが枝も葉もなしに、
てっぺんに巨大な花咲かせてたら気持ち悪くない?笑
金があろうが、仕事を長く続けて家族だのなんだのを守っていようが、所詮は人間。
でも人間も、人生を枝分かれさせて豊富な事を抱えている人の方が、魅力的に見えないかしら。それがジゴロなオトコの秘訣よ。
0コメント